6月ももうあと一日で7月、7月に入ると夏本番ですね。
もう半パンアロハなわたくしは、本気の夏に何を着るのかとソワソワしたりしています。デニムマッドネスです。
ここ最近は作業に追われる毎日で、あまり外に出ていません。
こうなってくると海外に逃亡したくなったりします。次はどこにいこかなと妄想するのはとても楽しい。いやいや、はよ作業せいよデニムマッドネス。
では現世にもどります。
今回はブッシュパンツのご紹介です。
ブッシュの意味は【藪】、
藪の中に入る際に使う、小さいナイフや小道具などを取り出しやすくするため、フロントにポケットが追加されているデザイン。アメリカで70sに流行したのがはじまり。
使用生地はノンサンフォの中肉厚セルビッチデニム。いい色落ちしませえー!!!
通常のジーンズよりフロントポケットにインパクトありますね。個人的にも好きです。
ボタンフライはお客様の要望で表にさらすスタイルに。
バックポケットにはフラップとシンチベルト。オリジナルカスタマイズ!
オーダーいただいたお客様、細身で脚長。めちゃ似合ってはります。
こちらのお客様、実はわたくしの中学時代の同級生。今でも事あるごとに会っているのですが、やはり会うとホッとします。
過去の自分を知ってくれている友人というのは大変貴重ですね。時間を共に過ごした【信頼感】は何事にも変えがたいように思う
友達は、年行くごとに年々出来にくくなるといいます。周りに居てくれる人を大事にしなあきませんね。
たけっさん、今後ともよろしゅうに☆
デニムマッドネス
梅雨入りしてから、やっと雨が降り出しました。
恵みの雨です。ほっとしたような、しかし雨は嫌や~とも思うし、でもなかなかどうして、しとしと降ってる雨も嫌いじゃない。そんな6月、お陰さまで元気にさせていただいております、デニムマッドネスです。
今回ご紹介させていただくお客様は、去年3月にはじめてお越しいただいてから早5本目のオーダーでございます。ご贔屓にしていただき、本当にありがとうございます!!!
オーダー主様はとてもユニークな方で、毎回面白い発想と差し入れのお酒(日本酒)を持ってきていただけます。そして毎回ほろ酔いやったりもします。いいテンション。
今回は変形カーゴとでも言いましょうか、裾のあたりに大きいポケットが後ろパンツにまで及ぶというもの。
使用している生地は、キナリのピケ、黄緑、ピンク、オレンジの帆布、黄色の麻生地。後から気付いたのですが、なんとデニムなし。いいの?
歴史を紐解くと、デニムの歴史は帆布をインディゴに染めるところから始まっているようで、綾織りになったのは少しあとみたいですね。やから万事オーケー、楽市楽座。
ぶら下がりポケットが斬新ですね。シルエットが非対称に見えていい感じ。オーダー主様、いつも面白いお洋服をお召しでして、この方やから思い切って派手なのもいけるという感じです。やはりオーダーメイドという職業は、人の力で成り立っていますね。自分のためならこれを作る勇気は出ないかもしれない。いつもお客様に背中を押していただいてるような気がします。
トップボタンはBK、ベルトループもランダムにアレンジさせていただきました。
回を重ねる度に派手になってきている気がします。
今後どのようなオーダーをいただけるのか、本当に楽しみです。今後ともご贔屓に。
デニムマッドネス
わたくし、デニムマッドネスこと石野直人。
アトリエ開設し、この六月ではや3年。本当に永かったような、みじかかったような。
何も無かったわたくしがここまでやってこれたのも、こんなわたくしにお力添えいただいたみなさまのお陰です。本当にありがとうございます!!!
毎年パーティーなどさせていただいているのですが、今回はデニム茶話会と称しまして、過去にオーダーいただいたお客様と、デニム談義させていただく会にしたいなと思っております。
お忙しいとは思いますが、是非是非お越しくださいませ
6月24日 (月) 19:00開場
エントランス ¥1,000 - ワンドリンク+お料理付き
場所 ギャラリー ondo http://www.ondo-info.net/
ギャラリーondoさんはマッドネスアトリエのおとなりのビルにございます。とてもシンプルで清い、あたたかい空間です。
当日はondoさんのご好意により、開催中の合同展、《えがく展》もご覧いただけます。
撮影会や催しものなどもご用意いたします。
大道芸人ピエロックさんのパフォーマンス、必見です。
また詳細きまりましたら、随時UPいたしますので、みなさまお忙しいとは思いますが、WITH DENIMでおこしくださいませ
楽しみにお待ち申し上げます。
デニムマッドネス
先日、講師をさせていただきました。
場所は本町の大阪産業創造館。
主催は 大阪府商工会連合会。なんともフォーマルでお堅い場所、浮きまくるのではないかと心配していましたが、結局どこにいっても浮くので、まあいいかと開き直り、勇んで臨みました。
受講者さまはやはりものつくりをされている方々、おもしろい人が多かったです。講演前の緊張マッドネス。※悪いことして後ろに立たされているわけではございません
みなさまのされているものつくりについて伺いまして、厳粛な空気で講演を開始、
開口一番、「どんな質問にも答えます!!!」と告げるマッドネス。そうすると質問はリアル過ぎるお金の話や、プライベートの話。確定申告、恋愛感まで、さまざまなご質問をいただきました。ありがとうございました。
こう見るとインドからの使者みたい。やっぱり多少浮いていたみたいですね。
始まってみると講演というより、対談形式の質問会でした。
司会をされた地域貢献型企業経営サポートセンター、所長代理の福本さん。この方の仕事に取り組む姿勢がすごく熱くて、さらに暖かいやさしい人柄がこの会を包み込んでいました。そのおかげで、とてもいい空気でお話させていただきました。
予定されていた2時間はあっという間に過ぎ、無事終了。
どこまでみなさまが満足頂けたか未知数ですが、終了後に『私も頑張ります!』という受講生さまの言葉に、私の方が励まされているように感じました。
終了後打ち上げに参加させていただき、64歳の定年退職された元サラリーマンの受講生さまが、
『俺もものつくりやってみようかな』
とおっしゃられていたのが、とても印象的で、本当にうれしかったです。
講演の中で、『ものつくりは人間の本能』と私は申し上げました。やからこそ本能に訴えかけるものつくりをしないといけない。
私自身の課題や問題点も、いただいたご質問の中からより明確になった気がします。
普段と違うお仕事をさせていただくのはとても緊張しますが、学ぶことも多いし、なにより刺激的。本業から反れない程度にこれからもさせていただきたいなと思います。
最後に、若輩者の私にこのような機会をくださった、府商工会連合会 地域貢献型企業経営サポートセンターの福本さま、河本さま。そして最後までお話を聴いてくださった受講生様。当日カメラマンをしてくれた戸田さん。私を推薦していただいたFAMILY SALTのきよさん。本当にありがとうございました。
今後ともより精進いたします!
デニムマッドネス
6月に入り、梅雨入りしましたね。しかし雨は降らず、なかなかいいくらいのお天気。FEEL GOOD。デニムマッドネスです。
本日はオーダーいただいていましたデニムクラッチバックが完成しましたのでご紹介させてください。
オーダー頂いたお客様は、昨年のNU茶屋町で開催された、「デニムフェスタ」のポップアップショップでお話させていただき、真っ先にアトリエにお越しくださったその時大学生、現在フレッシュマンのイケメンです。
ちなみにそのタイミングでもクラッチをオーダーいただいたので、今回が2回目のクラッチバックのオーダー!
本当にありがとうございます!
完成したクラッチバックがこちら
サイズは横36×縦25 スエードのクラッチより一回り小さいサイズです
使用している生地は、ヴィトンやD&Gにも生地を卸している世界のKUROKIデニム!!!のなかでも《極スラブデニム》と呼ばれているザラ感、風合い、はんぱないハイオンスデニム。色落ちが楽しみ!!!
使用しているボタンは本水牛のダッフルボタン、このボタンなんとハンドメイドでサイズやデザインも一個一個違います。まさに付属まで一点もの。
さらに使用している、ステッチ(糸)は20番手のコアヤーン糸。表に出る表面は綿、中の芯はポリエステルというポリの強度とコットンの風合いを兼ね備える、ヴィンテージ好きにはたまらない糸なんです!!!要は経年変化が楽しめる糸☆
バックの内布は、国産のパラフィン加工された帆布を使用。中までタフな造りです。
オーダー主様、仕上がりを見て満足いただけたご様子。しかしめちゃお似合い!それが何よりもうれしかったです。
カジュアルさの中に、何処か品のあるオーダー主様のスタイルにいい感じにFITしているように思いました。
クラッチバックは新しい旬のアイテムですが、永く使って頂きたいのでタフにシンプルに製作いたしました。製作はジーンズとは違い、シンプルですが《顔》になるアイテムなので、いつもと違う神経を使いました、新鮮~~~
実は完成したこのクラッチをアトリエに飾っていると、この仕様でとお二方よりオーダーをいただきました。クラッチバックのニーズがメンズでも高まってきていますね。
只今、追加で本水牛ボタンを発注中。いいのが届きますように。。。。
デニムマッドネス